個人的エレキギター談義@ESP-MA-CTM/QM

国産エレキギター&エレキベースメーカーの草分け的存在であるESPは、その高い技術力と自由度の高いフルオーダーメイドシステムで今でもなお、高い人気を博しています。

今回は、ESPの数あるラインアップの中からMA-CTM, MA-CTM/QMをご紹介しようと思います。MA-CTM(/QM)シリーズはいわゆるレスポールギターのシェイプをした一本ですが、その中身にはESPの独自のアイデアや技術が盛り込まれています。

たとえば、そのボディの薄さ。本家のレスポールギターは分厚く、取り回しが悪いことがその欠点に挙げられますが、本シリーズは薄いですね。そして、ボディ材にマホガニー、ネック材にはハードメイプルを採用することでよりヘヴィな低音の鳴りを獲得しました。

さらにボディとネックのジョイントには高度な技術を要するセットネックジョイント構造が採用することで、激しい鳴りと優れたサスティンの双方を実現可能なものにしました。CTM/QMシリーズのボディトップには貴重なキルテットメイプル材が用いられており、武骨なレスポールギターのイメージを払拭する、優雅な仕上がりとなっています。

ピックアップにはEMG60,EMG81を採用。ノイズを極力抑えつつも、激しいハムバッキングサウンドを出力することに成功しました。ブリッジにはToneProsのT3BT&T1Zを採用することで、弦振動を余すことなくボディに伝えることが出来ます。

このような各パーツへのこだわりと、ESPの高い技術が融合したギターですから、鳴りは凄まじいでしょうね。私自身、エレキギターやエレキベースを購入する際には「本体の鳴り」を重視して楽器を選択します。

確かにエフェクターやアンプの性能がよければごまかすことは出来るのですが、所詮付け焼き刃。いずれは限界がくるものです。激しいレスポールサウンドと高い両立性が融合したMA-CTM(/QM)シリーズ。メタラーは必見なエレキギターの一本ではないでしょうか。